ジャワの暮らし37

2013/1/3 過去のブログ(エキサイトブログ)より

1/3 午前の舞踊レッスンの後は、ワヒューたちと一緒にスレマン県の村「端っこ」へ。
先日ワヤン公演があったネティちゃんの家を訪ねました。
途中、警察が迂回を指示し、ジャングルのような道を走ることに。


誰も脱輪しないのがすごいです。
迂回終点で警察に聞くと、殺人事件の現場検証とのことでした。
人いるところに悲しみあり世界中で誰かがそんな悲劇にみまわれていると思うと本当にいたたまれません。
まわりはこんなにきれいなのに。

ネティちゃんの家につきました。
分かりにくいのですが池の奥はうさぎ小屋がずらりと並んでいます。


販売用の魚。


ローフィは早速釣りを始めました。


ネティちゃんが魚に餌をあげずお腹ペコペコ状態にしていてくれたので、すごいペースで釣れます。


釣りのことはよくわかりませんが、魚が飲み込まず、唇を引っ掻けるような針と方法でキャッチ&リリースを楽しんでいるよう。魚はリリース後ちゃんと泳げていました。
こどもたちも楽しんでいるよう。


最終的にはこういうことに。


魚を手づかみで捕まえる。これがローフィは何より好きらしく、
20年ぶりね、肉魚を食べないお父さんにブーブーブーブー文句言われながら魚取り手伝ってもらって以来ね、楽しい、楽しい、この気持ちわかる?と嬉しそう。
二人組で隅っこに魚を追い込んでいくんですね。
ビチビチ!と魚がたくさん跳ねてローフィのボディに勢いよくぶつかります、ローフィはそういうのも嬉しかったみたい。

 

ローフィが魚に噛まれました、指から血が出ています。魚はピラニアの仲間で、噛みつかれるとかなり痛いのです。下顎をめくってみると人間の前歯にそっくりな歯がびっしりはえていた、これは痛いだろう。
バナナの樹液で止血をし魚を取り終えてから絆創膏をはりました。


中身もバティック柄です、かわいい絆創膏ですね。

近所のレストランに魚を持ち込み待つこと45分。お料理になって戻ってきました。美味しくいただかねば。

 


ネティちゃんの作ったパパイヤの葉の料理も美味しかった。パパイヤの葉は少し苦味がありしっかりめに火を通して食べますよ、お通じにもいいのではないだろうか。

ネティちゃんの旦那さんはいろいろ商売してるのですが、ジャティラングループも持っています。
このルバブは、弦が自転車のブレーキ。


ジャティランで使うサロン。


この村のジャティランの様子を写真で見せてもらいました。

 

 


この間みた二つのジャティランともまた違って興味深い。

たくさん遊んで食べてネティちゃん家を失礼します。自然いっぱい端っこ村、また行きたいな。
帰り道でこんなものが。


これは、「二人で十分!」
という国の二人っこ政策の塔です。
二人産んだらあとは避妊をしましょう、ということで、
女性の避妊注射を無料でしてくれます。(全国かどうかはわかりません、ジョグジャそうみたい)
しかし、これってどうなんだろう。
副作用で太る女性やはだが荒れる女性もいる。
注射以外にも、ピルや、手術してしまうこともある。
すべての方法に適合しなかった場合に、仕方なしという感じで男性が手術をします。
うーん、なんだかな。
イスラムでは、主人の誘いを妻が断ることは(基本的に)ダメなんだそうです。
うーん、なんかもっと体に負担の少ない方法でいけないものか。これは女性の負担が大きいよね。
国家の人口調整なんててんでわからない私が偉そうに言えるものではないけれども、でもお姉さんや妹たちとの井戸端会議避妊編を聞くにつけ、なんかむかっと来るものがあります。

さて只今夜の9時。
隣のソリキンがやって来てなんとなくグンデル引いているとローフィ兄弟とお向かいさんもやってきて、グンディン・マジュムッが始まりました。ワヒューはごろんと寝転がりながら参加、ハスキーで情緒があって超すてきなプシンデンです。


続いてランガムシリーズ。いつ終わるとも知れない。ローフィ、ソリキンのシンデンが良くない!と、きー!ってなっます。もう一回最初から!と。ソリキンは男の子ですよ~。発音も悪い!と、ふにゃふにゃ歌いな!と。厳しいね~。

たくさん練習して終わるときはあっけない。気づいたらみんないません。今日は23時からテレビでこの間TEMBIで行われたワヤンの放送を見ます。ゴロゴロシーンで私が登場するっぽいのです。

 

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