続ジャワの暮らし20

2024/03/29

今朝はジョグジャカルタの郵便局へ。
今日が祝日とはつゆ知らず、行ってみたらがらんとした雰囲気。ところが職員は2人いて私たちを待ってくれていた模様。聞けばマルヨノさんが知り合いのつてで開けてもらったらしい。おそるべしマルヨノ。竹楽器アンクルンの空輸手続きが無事できました。

職員さんは知り合いの知り合いで今日が初対面なのに、例によっていじり倒してずっと笑わせるマルヨノさん

同じジョグジャ市内のチョクロスハルトにも再び立ち寄り、滞在時間はわずか3分。お目当てのバティックを買いました。今やWhatsAppで商品の注文ができちゃう時代なのですね。商品をレジで受け取り精算してすぐ出発。
続いてガムラン工房バンディさんのところへ。頼んでいたバチの修理が終わったとのことで伺いました。先日褒めまくっていただいてしまったかわいいグンデルバチと同じ仕様で仕上げてくれました。
ボナンの紐の巻き方もこっそり教えてくれました。方法は一つではないらしいですがこの巻き方だとほどけにくいし音もいいとのこと。
バンディさんは若き修行時代に、紐がほどけたボナンバチの大量処分を依頼されたことがあったらしく、なんとももったいないと感じ自分で紐を巻いて試行錯誤を繰り返し今の巻きスタイルに落ち着いたそう。楽器職人はバチを自分で作ることはしないのかもしれません、先代にもできないことなんだよと教えてくれました。今は楽器に加えてバチも作っているバンディさんなのでした。職人技を気安く聞いてすみません。。。でも続いてグンデルバチの布の作り方まで教えてくれました。こちらは話を聞いたからと言って簡単にできはしない職人の技術と勘が必要な作り方でした。

もともとは竹で共鳴筒を作っていましたが、最近はブリキが主流。竹の節にあたる部分をぴったりサイズの木で代用しています

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