ジャワの暮らし35

2013/1/1 過去のブログ(エキサイトブログ)より

ひろみ!市場にソト食べにいこ!とマルヨノに起こされました。ワヤン帰りで二時間しか寝れていません。
6:30に寝て8:30にソトを食べようというのです、しかも4:30にネティの家でもうソトを食べてきたのにです、これは、謹賀新年モードなのか!?しかもこどもたちは夜にたっぷり寝ているので朝から元気、お腹もすく。新年じゃなくたってジャワの芸能一家は大変なんだな~。
沐浴し頭から水をかぶると幾分スッキリし、出発。


市場はウォノサリ通りにあり、おかあさんとお姉さんが手作りシンコンお菓子と黒餅米のお菓子を売っています。

 


お姉さんの売場。


お姉さんもおかあさんも完売していて、黒餅米の仕入れや、油、お菓子などの買い物も済ませていました。


お母さん完売おめでとう、というと、
全然足りてないのよ、もっと量作れたらねぇと言いました。
数年前までは、シンコンも100kg以上仕入れて、お母さんの友だちがおしゃべりをしに毎日やって来てはそのままシンコン皮剥きを手伝って時にはごはんも食べていくという光景が普通だった、けれど今はカルヨおじさんも死んじゃって、ヨソおじさんも歳取って、トゥキアおばさんもウォラスおばさんも身の回りのことで精一杯になった。シンコンの仕入れ量が減ったのはそういうことだったんだな。
さて、9:00前に市場についたが、ソトなどとっくに売り切れていました。
ウォノサリ通りのソト・バクソ・ミーアヤムやさんへ移動。


眠けと、眼鏡にあたるソトの湯気が
正月の朝のお雑煮に思えなくもなかったです。。。


メニューの下には
「おいしかったら評判を広めてください、おいしくなかったら私たちに文句をつけてください」
と書いています。

さてもう帰るのかなと思ったら、
道すがら大きな音が鳴ってる場所や、旗がたってる場所を見つけては、
「なにやってるんですか?ガムラン?ジャティラン?」と聞きながら我々はバイクを走らせ、着いたところはこちら。


MIWA KOI CENTER
鯉やアロワナを大規模で飼育しているセンターです。


アロワナ、ずっとむこうの方まで


海外に輸出しているらしい、価格も一匹数万円と高価です。どうやって深夜の番をしているんだろう。


ジャージの右には農業ビジネス
左には


漁業と書いてある女の子たち、多分研修でしょうか、ジャージがイカします。
稚魚を袋につめたあと、このプールを掃除していました。
このジャージの女の子たちを眺めていると突如すごい睡魔が襲ってきました、一方ローフィもマルヨノも魚が好きなので眠くならないみたい。
うたたねしてふと気づくと鴨がやってきた。

昼前にようやく家に戻り夕方まで眠りました。今夜はキ・セノのクンダン(太鼓)奏者のトロくんの息子さんが割礼した記念のウヨンウヨン。
ワヒューがいくはずが、なぜかローフィとマルヨノで出かけていきました。ローフィは昨夜のワヤンでボナンとグンデルを演奏した、楽しさに火がついてウヨンウヨン行きたくなったのかな。
ワヒューはこどもを寝かしつけ、21:30やっとゆったり眠る。

お母さんが村の定期的な懇親会から帰ってきた。
村で病気の人のためにお金を集めようとか、村の行事とかを話し合う。会場は村人の家。会の中で一人5000rpを出しあい、くじ引きをする。当たった人が総額の155000rpをもらう、まるで宝くじのようですが、これで次回の懇親会の会場が決まるわけです。155000rpゲットした人はそれで、お茶や、揚げ物や、チップスなどをたくさん用意し、自宅を次回の会場とします。ちっとも足りないから自腹切るのよ、とお母さんは言います。
でもオートマチックに持ち回りにせずにくじ引きにしている(病気とか、ちょっと家がごたついてるとか、そういうところはくじからぬいてもらえるんだと思う)ところが、ちょっと賭け事みたいで高揚するんじゃないかな~と想像します。
お母さんは、懇親会の話を私をマッサージしながらしてくれた後、さてシンコンの皮でも剥くかぁといってまた働きはじめました。

ちょっと手伝ってこよう。

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