続ジャワの暮らし12

2024/03/27

20年前からガムランを作ってもらってきたドノさんの工房へ。
ドノさんはグンデル奏者でもあり、ガムラン工房では主にブンブンガンという共鳴筒のあるガムランの発注や調律の注文を多く受けている方でした。惜しまれつつもお亡くなりになりましたが現在はご子息バンディさんを中心にご家族で引き継いでおられます。
いとこと娘はニワトリと遊び今朝産みたての卵を触らせてもらい、七面鳥ともご対面。
ローフィは、日本からたくさんのバチを持って来て修理をお願いしていました。
ボナンのバチがほとんどです。これまた子どもたちのワークショップでよく使うものですが、おそらくバチと楽器の接着面が正しくないために、巻いている紐があっという間に取れてしまうのでした。我々も都度巻き直して使って来ましたがきっちりしっかり巻くのはやはり難しい。楽器の注文ではないのに快く引き受けてくれたバンディさんとおしゃべりしていると懐かしい人が偶然訪れて、嬉しい再会がまた一つといったところ。
工房は4年前より大きくなっていて、断食月にも関わらずみんなせっせと作業しておられました。グンデルの発注数もものすごいことになっているとか。
最近のサロンバチを見せてもらうと、すごく重くてウソ〜というほど長い。日本でサロンの速弾きをするのに小さくて軽いバチを探してると言ったらどこかから持って来てくれました。誰も使ってないから持ってっていいよとのことでありがたく頂戴しました。使い込まれてたのですが表面を磨き直してくれて、つるりとしたサロンバチに生まれ変わりました。

バティック柄で作ってみたとバンディさん すてきー💛とローフィ

実は欲しい楽器もあったけど、どうやって持って帰るのだ問題があるため一旦諦めることに。
家の近くまで戻って来てワヒューと姪っ子ちゃんと合流しワルンへ。
家に帰って子どもたちをたらいのプールで遊ばせて洗濯回して休憩。
会いたい人会うべき人はたくさんたくさんいる、時間の許す限り会えたらいいなと思います。村のグンデル奏者だったヨソおじさんにも会えた。めっちゃ元気そうだったけどもう楽器は叩けないと言っていた。だけど、自分はすごく幸せだ、つれあいはもう逝ってしまったけど最高の人生だったとめちゃくちゃ前向きだった。最近めちゃくちゃ歩くらしく杖をついてどこまでも行ってしまうらしく、そのためか昔より筋肉ついてるように見えました。ローフィや私のことをずっと祈ってる、日本まで祈りを届けてると言って笑ってました。グンデル弾いてる時もめちゃくちゃ楽しそうだったけど、なんだか今のヨソさんかっこいい。

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