ジャワの暮らし42

2013/01/07 過去のブログ(エキサイトブログ)より

朝5時。
グトッが完成。


立派ですね、扇風機であら熱をとってから切り分け袋詰めします。
並行して他にもなにか食べ物を仕込んでいたようで、「わ~薪を切らしてしまった!」とお姉さんがローフィを揺さぶり起こしました。
寝起きな上に久々の薪割りで手元の怪しいローフィ。


お姉さんは「あははは!ローフィ薪割りへた~!割れていかずに潰れていってるし!」と大ウケ。薪がほしいのにつぶれていく様子を見て笑えるところ、とてもすてき。

今日から新学期。こどもたちは2週間ぶりに学校・幼稚園へ。

 


行ったと思ったら小一時間で帰ってきました。今日は初日なのでお知らせだけもらって終わったそう。
たった小一時間なのに、ごんくんはサンダルをなくして裸足で帰ってきた。一週間に一度のペースでサンダルをなくしています。
しかし確かにこちらではなぜかサンダルがすぐなくなります。
ローフィの家でサンダルが不足していたので、3つ買いましたが一週間ぐらいするともうなくなります。
サンダルが自分で歩いていくんだろうさひゅるる~♪とみなあまり気にしませんが、サンダルが一人で歩いていくはずもなく、本当に不思議です。
ちなみにジャワの人(とくくるのは広すぎるかもですが)のサンダルの脱ぎ方は興味深い。(あくまでも気を抜ける場所限定です)
サンダルというのは、脱ぐときは一旦とまり、揃えないまでも左右だいたい同じところで脱ぐ、みなさんもそうでしょうか。
ジャワの人は、サンダルを歩きながら脱ぎます。一瞬も歩みを止めずに脱ぐので足跡みたいになります。さっき誰がはいていたかが、
脱がれたサンダルの左右の歩幅でわかることもあるぐらいです。
さてサンダルがなくなるのは、
ローフィ一家の場合は大人数で複数のサンダルを共有しだれも特定のサンダルに注意を払わないことや、裸足で遊びに来てサンダルはいて帰る村人とか、サンダル履いて遊びに行って裸足で走って帰ってくるこどもとか、そういうことの積み重ねでしょう。見覚えのないサンダルが時々あったりするし。村をぐるっとめぐって気づかないうちにまた戻ってきてたりするのか。
私は留学してすぐの頃、サンダル脱ぎのテクに憧れ、ガムラン修行とあわせてこの歩き脱ぎを練習したものです。おかげで「歩き脱ぎ」ができるようになりました。

家の隣のバナナ庭を掃除、バナナ何本かを奥に移植。


今度ここでお向かいさんの結婚式前前夜ウヨンウヨンをするのです。
お向かいさんの娘さんの旦那さんは裁判官らしく、車も高そうでセレブな感じ。彼・彼女はガムランのことは興味がないのにどうして演奏会をするかと言えば、お向かいさんがガムランが好きだからです。娘や旦那さんのためというより、花が咲いては酒をのみ花が散っては酒をのむという、娘の門出だガムランだ、ということみたいです。私たちも便乗できて嬉しい限り。
バナナ庭をきれいにしステージを作り雨対策のテントをたてます。1/16の夜、楽しみ。

お向かいさんのおとなりさんは、皮の鞄を作っています。


写真の左下のおかあさんは、お向かいさんのおとなりさんのおとなりさんなのですが、明日来客があるということで、お母さんにジャタッというお菓子を注文しました。
これがジャタッです。


餅米に塩したココナツおろしを混ぜたもの。砂糖をいれた甘いバージョンもあり、それはジャタッとは言わず別の名前になります。
それと、タペ・クタンという餅米の発酵お菓子も。

あるむがお弁当を作りました。


胡麻おにぎりだそう。日本のご飯がそろそろ恋しいのでしょう。

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