ジャワの暮らし15

2012/12/23 過去のブログ(エキサイトブログ)より

昨夜はワヤンを3時まで見て4時に帰宅。少し眠り7時起床。おかあさんがテンペをあげてくれました。
こちらは生テンペ。大豆をテンペ菌で発酵させます。


ちなみに昨晩出演していた妹ワヒューと旦那さんマルヨノは4時までワヤンをして、7時に帰ってきてそのまま昼のウヨンウヨンへ、そしてそのまま夜はワヤン。化粧をとって、数時間後に化粧、というのを三日間続けていることになります。鬼ですね。

ハナジョスは朝食後バロンビーチへ。
ジョグジャから東南へ約50kmいくとそこはインド洋。バロンビーチは新鮮な魚が食べられることで有名です。


2002年、留学時代に知り合ったお友だちとご主人に連れてってもらいました。久々の再会に嬉しく車内でおしゃべり。ご主人は日系企業で働く方で、最近のインドネシアの工業部門の成長の凄まじさを生の声で語ってくださいました。うほうほな企業で働く人の奥さま同士のお付き合い、おほほざますの会@ジャカルタなどの話も聞かせてもらいました。(会の名前は勝手に命名しています念のため)ジャカルタはもちろん、ジョグジャでも都市部と農村の経済成長の感覚には大きな格差があると思いました。
今日は、バロンに魚をよく買いに来るというお二人も驚くほど込み合っていました。昨日から学期休みですし、年末年始のレジャーとして大型バスでやって来る人も多かったためでしょう。
まずは市場でお魚を選びます。お刺身用のお持ち帰りと昼御飯用の魚選び。調理法の希望を伝えた後市場の隣の食堂で料理を待ちます。

 

 


料理を待ちながらお散歩。
立ち寄ったお店貝殻雑貨やさん。


写真たてとティッシュケースを買いました。そのやり取りのひとこま。
「なんぼ?」
「35000」
「まけて」
「じゃ25000」
「20000でいいやん」
「えーーー」
「じゃこれ、ティッシュケースももらうわなんぼ?」
「30000」
「じゃあわせてなんぼ?」
「60000」
「・・・」「・・・」
(しまった、55000っていわなあかんところ変に高く言うてしまった)
「ねえさん、そこは50000やろ」
「そやな」

つぎはおもちゃやさん


「おっちゃんこれこわれてるやん」
「タイヤがはずれてるだけや」

つぎは


さてなんでしょうか、これは
ヤドカリです!
「なんぼ?」
「でかいのが5000、ちいさいのが1000」
「じゃ、でかいの3つ、小さいの1つ、まけてな~」(20000札を渡す)
「はいおつり」(10000札返ってくる)
(わ、たいした交渉せんのに安なった!)

次は電車


あるむとごんも乗りました。
「なんぼ?」
「一人5000」
「何分?」
「飽きるまで」
(飽きないのでずっとぐるぐる回る)
「お兄さん」
「ん?」
「これ、ミュージック流した方がいいんじゃないかな、楽しい感じ出ると思う」
「せやろ、でも壊れてん」
(ローフィと私でNAIK KERETA APIを手拍子つきで歌う)
なんと、こどもが一杯やって来たのでした。客寄せ成功。しかしそのせいであるむとごんは飽きる前に電車を降りなければならなくなった。

海といえば凧。
ジョグジャの人は結構凧あげが好き。凧同士ぶつけて闘ったりする。


闘うといえば、こちらはバロン道中、闘鶏用の鶏が売られてました。

遊んでるうちに料理が出来上がりました。
ロブスターの素揚げ


身がぷりぷり。
金目鯛みたいなのと、いか。


ごはん、キャベツときゅうり、サンバル、空心菜炒めなどと一緒に。


椰子の実


椰子ジュースを飲んだら、内側の柔らかい実をスプーンで削って食べます。
さっぱりしてておいしい。

この後本当は少し移動して磯遊びをしようと思ってたのだけれど、車が大渋滞で二車線を勝手に三車線にしだしたりしてて気味が悪いのでもう帰ることにしました。
行きはJL WONSARI、帰りは新しくできたというIMOGIRI方面へ抜ける道で帰ってきました。聖母マリア像あるという洞穴。

残念なことにうまく写真が
撮れなかったのですが、ウォノサリへの山道の景色は最高です。
最高なだけでなく、ぜひ関西の人と共感したいことは、このJL WONSARIウォノサリ通りは、大阪生駒を結ぶ8号線にそっくりであり、ジョグジャにいながらにして生駒を感じられるという非常に素晴らしい道なのです、ぜひインドネシアにいくことがあったら、ジョグジャの大阪生駒線を感じてみていただきたいと思います。

おうちに帰って、ヤドカリくんを容器にうつしました。

さて日暮れです。
マンディ(沐浴)しましょう。
アザンがモスクから聞こえて来ました。この一週間、一日五回、ずっとおんなじ人のお祈りがスピーカーを通して村中に響き渡っています。
普通は交代すると思うんです、そろそろ違う人のお祈りが聞きたいな。

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