ジャワの暮らし55

2013/01/16 過去のブログ(エキサイトブログ)より

1/15 朝


部屋にワヤンやガムランを並べています。
1/16、帰国前夜に小さなワヤン公演をすることになりました。
乾燥中のジャスミンやプリンの葉なども飾りにしました。
本当はこの日は、お向かいさんの結婚祝いにウヨンウヨンをする予定で、ブログにも以前そのように書きましたが、色々あってそれはできなくなりました。でもスモヨ村の人も演奏会を楽しみにしていたし、私たちにとっても最後の夜なので小編成のワヤンをすることにしました。人生いろいろあるけれど前を見て進めばきっといいこともあるだろう。

ダランはワヤン好きのタクシー運転手ジョッブリッさん。体が大きくいい声をしています。マルヨノさんは台本作り&パンジャでサポート。
小さなワヤンの会ですが楽しめるといいな。

昼はカルフールへ。
途中でどしゃ降りになり、


一時間待ってもやみませんでしたのであきらめてバイクで走ります。ぼとぼとでカルフールに入ると、カルフールはとてもきれいだった、ビブレやイケヤをずっとおしゃれにしてキラキラ輝かせたみたいな感じでした。この輝きは昇り調子の国の雰囲気なのかな。思わず購買意欲が刺激されました。一方で少し空虚な感じも。わたしが性格わるいだけか。

日本人のおともだちと、ちょっとリッチなランチを食べ(といいましても¥300)


おしゃれなコーヒーをのみ


まるでアーバンリゾート。どしゃ降りでなければ外が見えたのですが。

夜は、ガジャマダ大学の学生さんの演奏をワヒューが手伝うというので、ついていきました。


大学のガムランクラブのみなさんです、女性はジルバッブ、衣装もぐっと控えめです。シンデンをする人がいないそうで、ワヒューはよく呼ばれるんだとか。
会場はこんな場所。


村が、このプンドポとモスクともうひとつ何かを建てて、それが完成した記念の会でした。ガジャマダ大学があるジョグジャ市内の北のエリア。


歌担当の男の子、大学では観光を学んでいるそう、またキ・ウントゥスのワヤン楽団に所属しています。海外公演も回ったことがあるとか。学業、芸能どちらもこなしてすごい。彼が着けているバティックが、


竹をモチーフにしたもの、いいバティックだね、というと、これはマグタンのバティックだよと教えてくれました、東ジャワに位置する町、他にも白地に黒の竹が描かれたバティックやそこに少しピンクの色みを足したものなども見せてくれました。
私たちはこんな格好。


ジルバッブという布をかぶり、紫色のジャケット。本当は紫色のクバヤ(女性の衣装、レースの上着)を着る予定でしたが、ガムランクラブ入りたての学生さんが間違えて男性用ジャケットを持ってきたのでした。
司会の挨拶のあと、村長登場。


29歳の若さで村長になり本日は35歳の誕生日パーティも兼ねているそうです。
プレゼント贈呈の後は、


村人出演・演出による村のPR映像の試写会。知り合いが出てくる度会場が沸きます。知り合いしか出てこないので沸きっぱなしです。
続いて、


ナシ・トゥンプンと呼ばれるこの伝統的な料理はおめでたい席に用意され、主役がてっぺんの円錐部分をカットして拍手~となります。その後皆に取り分けられます。
近くで見るとこんな感じ。


続いて舞踊、ガンビョン・パレアノム。豊穣祈願でもある民衆の舞踊です。とてもセクシーです。


ガムランのあと何曲か演奏し22:30、おひらきとなりました。

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